棘上筋炎の原因は?五十肩の考え方のポイント

肩を押さえて痛そうな表情をしている若い女性の画像

棘上筋などの炎症を起こす五十肩。腕が激痛で上がらなくなる病気ですが、その実態は腕の筋肉、上腕二頭筋の硬直によって起こるケースが見られます。

なるほど!では上腕の筋肉を柔らかくすれば五十肩が治療できるのか!といえばそんなこともなく、実際には、ではなぜ上腕二頭筋が固まってしまうのか?を考察することが大切なポイントになります。

肩峰周囲の解剖図

基本としては、大結節と肩峰の間に無理な圧力がかかり続けることで、その間にある棘上筋が摩擦によって炎症を起こします。最大の問題となるのは、なぜ肩峰と大結節に無理な圧力がかかってしまうのか?という点です。筋肉だけで考えれば上腕二頭筋や小円筋などが治療ポイントとなりそうですが、実際には大結節を強力に引き付ける筋肉と、そこへつながる筋膜に着目する必要があります。首、腕、場合によっては周囲の神経の治療も必要となるケースもあるでしょう。棘上筋炎ひとつとっても、その原因は様々なパターンがあります。難しいけど、面白い、それが体の不調を解き明かす醍醐味といえるかもしれません。