
「偏平足、インソールで何とかなると思っていませんか??」
足裏のアーチが落ち込んでしまい、安定性が悪くなってしまうのが偏平足の特徴ですが、インソールで改善しようとしても、なかなか効果が現れないことが多いのが現実です。
偏平足の原因と運動療法

偏平足の原因は大きく三つに分けられます。
一つ目は生まれつきの偏平足。この場合は土踏まずが日ごろから地面に接しこそしますが、足の裏の筋力安定性には特に問題がなく、特に対策も必要のない偏平足です。
二つ目はスポーツなどで足に過度の負担がかかる場合。この場合の偏平足は、足首や足の裏の関節、筋肉を痛めることで発生しています。そのため、インストールでしっかりと支持固定をしなければ症状が悪化することがあります。
最後に足裏の筋力が低下している場合。
筋力が低下する理由は様々ですが、特に近年多いのが、過保護なスポーツシューズや、サイズが合わない革靴、ヒールのような足裏に負担をかける履物です。
これらの靴は足裏を硬直させ、また動きを抑えてしまうために足裏の運動不足、血流低下を引き起こし、足裏の筋肉や靭帯を萎縮させてしまいます。
運動不足や日ごろの異常な負担が原因となっている偏平足は、どんなインソールを入れても改善できません。
運動不足と聞くと無縁に思えますが、意外とスポーツ選手にも多いのがこのタイプの特徴です。
足裏の運動不足を見極める
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足裏の運動不足を見極めるもっともカンタンな方法は、足の指できれいなグー・チョキ・パーを作れるかどうかでしょう。
もしもあなたがチョキどころか、きれいなグーの形を作ることさえ苦心するなら、あなたはこの「運動不足タイプの扁平足」である可能性が高くなります。
足の裏は靭帯や筋肉よって強く支えられています。
もしも運動不足や血流不足で足の裏が衰えていると、この靭帯や筋肉がほとんど働きません。土踏まずを支えるそもそもの力が不足することで偏平足が治らなくなってしまいます。この状態を改善するために真に必要なものは、インソールではなくリハビリ、トレーニングです。
もしあなたが長期間の運動不足で歩けなくなったとしたら、真っ先に何が必要だと思いますか?
対症療法として、松葉杖や歩行器を使うのも良いかもしれませんが、それだけでは自力で歩けるようにはなりません。自分の二本の足でまたしっかり歩くことを考えるなら、衰えた足のトレーニングが必要でしょう。
同じようにインソールで足の裏をサポートしたとしても、足の裏の運動不足は解消されないのです。
運動不足による偏平足を改善するために最も大切なことは、インソールで土踏まずをサポートすることではなく、足裏の硬直を取り除くリハビリ、そして。筋肉を目覚めさせるためのトレーニングなのです。
偏平足を治すためのワンポイント!

偏平足をトレーニングで治すために最も意識しなければならない場所は、「足の指先」です!
土踏まずを支えている筋肉のほとんどは、足の指先の筋肉で構成されています。
足の指先の筋肉は、かかとや足首の屈伸運動ではほとんど動きません。この点を注意しなければ、どれだけ足裏の運動を続けても偏平足が治ることはありませんので注意しましょう。
歩くときに指先を意識的する、地面を足の指でキャッチできるよう意識しましょう。


