偏平足のおこりかた
偏平足の原因は個人によってちょっと複雑です。自分の力だけではどうにもならないことがあります。
一般的な原因として挙げられるのは
- ずっと硬い靴で立ち仕事をしている
- 同じ姿勢で立ち続けている
- 極度の肥満
- 体幹のゆがみ
- 足裏の神経マヒ
- 歩き方の癖
などがあります。
足の裏のアーチ(つちふまず)は、足の裏の筋肉、靭帯、そして骨の構造によって支えられています。
そして、これらのいずれかが、体重や荷重に耐えきれずに負けてしまったり、そもそも日頃から使うことを無意識のうちに避けていたり、歪んだ靴をはき続けて足を壊してしまったり、などが起こって偏平足が出てくるようになります。
この足の裏のアーチを回復するためには、
- しっかりと動く足の筋肉をつけること
- 足が壊れるような靴を履かないこと
- 正しい歩き方を身につけること
が主な対策となります。
しっかりとした動く筋肉をつける
足の裏アーチは、足の指を動かす筋肉によって支えられています。
- 足の指先でしっかりと物が掴めるでしょうか?
- 地面を足の指先で蹴ることができますか?
- 足の両指先だけで、立ち上がることはできるでしょうか?
足の指先が不安定だと、足の裏のアーチも同時に支えられなくなってしまうのです。
足の指を日ごろからしっかりと動かすことが大切です。
足が壊れるような靴を履かない
指先に強い負担をかけるような靴を履き続けるのは、まっさきにやめた方が良いでしょう。
指先を締め付けるハイヒールや、サイズが小さすぎる靴、これらは全て指先をギューッと締め付けて、筋肉の血流を止めてしまいます。指先が徐々に変形してくるリスクも大きくなります。
逆に大きすぎる靴も、足の指先の踏ん張りが効かなくなってしまうため、小さい靴ほどではないにしても問題となります。
正しいサイズの靴を履くことは、足の健康を保つうえでとても大切です。
自分に合った靴のサイズが良くわからない方は、一度でも、靴の専門店などで自分の足に合った、正しいサイズを調べてみることをおススメします。
正しい歩き方を身につける
歩くとき、足全体に正しく体重をかけられているでしょうか?
正しい体重のかけ方は、
かかとをまっすぐ降ろす → 足の甲の真ん中 → 親指から中指の間 → 親指と人差し指の先でしっかり地面を蹴る!
です。
小指のがわばかりに体重をかけたり、指先で地面を蹴ることができない歩き方になっていませんか?
正しい歩き方ができないと、土踏まずは歪んで固まってしまいます。
足の裏の筋肉をサボらせているとどんどん固まってしまい、足が思うように動かなくなるのです。
もしも、意識しても正しい歩き方ができない場合、身体のどこかに歪みや筋肉の問題が潜んでいる可能性があります。
日頃の負担が大きすぎる場合
- 太っていて足の裏にかかる体重に足自体が耐えられない!
- 身体が歪んで固まりきっていて足の裏にかかる体重が足を壊している!
- 仕事で立ちっぱなしで足が悲鳴を挙げている!
このようなケースでは自分の対応だけでは治療に間に合わないケースもあります。
その場合、専門のインソールを作ったり、体幹を整えることで足の裏にかかる負担を減らす、そもそも生活スタイルを変えるなど、症状に合った対策が必要になってきます。
自分の力ではどうにもならない場合、やはり専門家に一度見てもらうのがオススメです。

