
特にケガをしたわけでもないのに、歩いているだけで膝が痛くなる、または何もしていないのに膝がズキズキ痛む。
歳を取った影響で膝の再生力が落ちる、肥満などによって膝への負担が増えることにより、膝の軟骨はすり減って変形してしまいます。
軟骨がすり減ると、骨同士が衝突したり、骨が筋肉などの柔らかい組織を刺激することで、膝が痛むようになってしまいます。
膝を痛めてしまった原因、無理な負担がかかっている原因となるのは、例えば足裏の硬直であったり、太もも、骨盤の硬直による血流不足であることもあります。
これらの「原因」は、その原因に合った治療やストレッチ、運動をすることで改善・予防が可能です。
しかし、膝が痛くなってから、特に軟骨がすり減ってしまってからこれらの治療を受けても、膝の痛みはそうカンタンには治りません。
膝の痛みは、一度始まるとなかなか治りにくい、という特徴があります。
その理由は、膝の軟骨そのものが再生が遅い部位だから、という理由もありますが、何よりもすり減った骨が元に戻らないから、という点が最も問題となります。
骨の再生には時間がかかる

例えば、人体で最も細い指の骨は、一度折れてしまうとくっつくまで2週間、きれいにくっついても、完全に治りきるまで実に4週間かかる、といわれています。
人体で一番太い骨である大腿骨や骨盤まわりの骨が折れると、くっつくまで12週間、完治するまではその倍の24週間、実に半年もかかる計算になるのです。
しかし、これはあくまでも血流がしっかり行き渡る場合の話。
膝の軟骨は血管がとても細く、非常に血流が届きにくい場所です。
ただでさえ治るのに時間がかかる骨が、血流不足に悩まされます。
すると、骨を再生するための栄養すら不足してしまった骨は、再生することができずに壊死し、どんどん変形してしまうのです。
こうなっては、膝の軟骨は再生する間もなくどんどんすり減って変形が完成してしまいます。
変形した骨は治せない

整体では骨が変形する原因を取り除くことができます。
もし膝が痛み始めたなら、それ以上悪くならないように予防することができます。
また、膝の変形がこれ以上悪化しないように先手を打つことができます。
しかし、一度変形してしまった骨を、整体で治すことはできません。
どんなに高度な医療でも、一度抜いてしまった歯を再生することはできませんし、ちぎれた腕を生え変わらせることもできません。
骨も同じように、一度変形してしまうと、元の形に戻すことはできません。
膝の変形が完成してしまって動かすことさえできなくなったなら、どうしても手術で人工関節に入れ替える必要があります。
一番大切なのは、膝の変形が完成してしまう前に、予防することなのです。
整骨・鍼灸を上手に使いましょう
整骨院や整体、鍼灸院では、残念ながらレントゲンを撮ることはできません。
ですから、膝が現在どんな状態なのか?どこまで悪くなっているかをしっかりチェックするためには、整形外科で診療を受けると良いでしょう。
しかし、膝に負担がかかった原因、足の使い方の悪さや筋肉の硬直などの身体の問題は、レントゲンには映りません。
現在の膝の問題が画像で分かっても、その解決方法が分からなければ、変形は悪化する一方になってしまいます。
もし膝を悪くしないようにしたい、歩ける健康なうちに自分の膝や足を保ちたいのであれば、レントゲンによる確認、そして整骨や整体による血流改善、筋肉の健康維持による予防がおススメです。
もし膝が痛いときに運動やストレッチをせず、血流のことをまったく考えずに、痛み止めやシップだけで胡麻化し続ければ、膝の変形は止まらないまま進んでしまいます。
どうしても手術したいのであれば別ですが、もし手術が必要ない健康な足を維持したいのであれば、筋肉と重心バランス、そして血流には気を付けなければなりません。
膝の仕組みに詳しい、信頼できる先生に見ていただくのが一番ですが、整骨院の先生全員が膝の痛みに精通しているとは限りません。
当院では膝が痛い方に向けた体重バランスを考えた治療、血流改善療法を取り入れています。
膝の痛みは治療を受ければすぐに痛みがすっと消える、効果が出るものではありませんが、根気よく、これ以上悪くならないように早めに治療を受ける、そして血流を改善した状態を維持し、予防することがとても大切です。

・神経痛…坐骨神経痛など。
・リウマチ…慢性で各関節が腫れて痛むもの。
・腰痛症 …慢性の腰痛
・五十肩…肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。
・頚腕症候群…頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの。
・頚椎捻挫後遺症…むち打ち症などの後遺症。
上記の症状には、鍼灸保険の適応が可能です。
※上記以外の神経痛・リウマチと同一の痛みでも保険適応が可能な場合があります。
※事前に医師の同意が必要です。まずは当院へご相談ください。



