痛みの根幹を取り除くための筋膜療法

当院の筋膜整体は、筋肉を取り巻く膜(筋膜)の張力バランスや連動性の乱れに着目し、痛みや不調の背景にある身体の使い方・動作パターンの偏りを解きほぐす施術です。
人間の身体の歪み、不調は突き詰めてしまえばすべて「筋膜」「線維」がアンバランスを起こすことで発生する、代謝不良や機能障害が原因です。
筋肉のみならず関節や神経の不調もまた、関節周囲の「線維膜(靭帯)」が問題を起こすことで発生します。
筋膜とは(基礎)
筋膜と聞くと“膜”のイメージが先行しがちですが、実際には
・筋繊維の走行
・姿勢と運動連鎖
・神経系とのインタラクション
を統合する系として機能しています。
この統合システムが偏った使い方や長時間の同一姿勢によって緊張し、結果的に痛み・可動域制限・不調の連鎖が生まれます。
なぜ筋膜が不調に関係するのか
例えば腰痛が出るケースでは、
・腰部の筋膜硬化
・骨盤・胸郭の連動不全
・呼吸と体幹安定性の不一致
これらが重なって「部分的な負担集中」が発生します。
筋膜療法ではこうした因果連鎖のループを一つずつ解くことを目指します。
施術で何が変わる?
筋膜療法は
・力が入りすぎている部分の緊張を緩め
・使いにくい筋肉の協調性を再構築し
・過負荷が集中しない動作パターンを作る
これにより、
動作時の疼痛軽減、可動域の改善、再発のリスク低下
が期待されます。
他の手技との違い
従来の局所のマッサージや関節のボキボキ矯正は、いずれも部分のみのアプローチで止まることがよくあります。
その中で筋膜療法の特徴は、全身の連動性という“システム最適”の視点を持つことです。
筋膜の治療とは一言で言っても、話はそうカンタンではありません。
筋膜は硬い方向、硬い部分と柔らかい部分、ゆがみを引き起こしている部分とゆがみの被害に遭っている部分が複雑に絡み合っています。
これらの膜がどのように、どこで問題を起こしているか?どのようにすれば治るのか?筋膜をただ闇雲に触るだけでは効果的な施術はできません。
筋膜の施術を行うためには、正しい機能解剖学の知識、精密な検査と感覚などの専門知識が不可欠です。
筋肉療法が向いている人
向いている人
- 明確なケガの直後ではない慢性痛
- 動作で痛みが出るが検査で明確な異常が出ない、異常が症状と一致しない
- 姿勢・使い方の偏りがある人
向かない人
- 明らかな神経麻痺・高度な炎症
- 骨折・疾患性の疼痛→ 医療機関の検査を優先
よくある誤解と回答
誤解1:筋膜療法はスゴい魔法?
→ いいえ。身体の構造的な因果関係を丁寧に解くためのプロセスのひとつです。
誤解2:痛みが一回で消える?
→ 個人差あり。神経・筋の協調変化のプロセスを丁寧になぞる必要があります。


