
あなたは日ごろ、手や指をよく使っているでしょうか?
デスクワークをはじめ、ベーカリーや工場勤務などの職人仕事、ピアノやバイオリンなどの楽器、炊事や掃除、スマートフォンの操作…
我々は日ごろから手を酷使しています。
もし人類が手を使うことが出来なくなれば、我々の生活は確実に立ちいかなくなるでしょう。
昔の人は農作業や土木作業に従事することが多く、移動手段に使える車などもちろんないため、もっぱら自分の足で歩くことがほとんどでした。
そのため手のみを酷使することはあまりありませんでした。
ところが現代人は歩く頻度が格段に減り、重いものを運んだり、野山を走ったり登ったりする時間も減り、パソコン、読書、スマートフォンなど、ほとんどが手のみを使う生活をしています。
手のみが過剰に酷使された結果として、手のひら、指先の筋肉がガチガチに固まってしまうようになりました。
手のひらは首の筋肉とつながっている

自律神経の役割は、身体のアクセルブレーキ、血圧や代謝をコントロールすることです。
もしこの自律神経が機能しなくなれば、血圧の調整や全身の代謝調整が乱れてしまうため、めまいや耳鳴り、不眠、過眠、頭痛、集中力不足などの様々な症状に悩まされるようになります。
そして、首筋の裏や肩の深い場所に、この自律神経は存在しています。
手のひらを動かすと影響を受けるのは手のひらだけ、と考えてしまいがちですが、実際には手のひらの筋肉を動かすだけで、腕、そして肩や首の筋肉が連携して動きます。
指先一つを動かすにも、実は全身の筋肉が連動して働いているのです。
これらの筋肉は筋膜でつながっています。
指先や手のひらの筋肉が突っ張っていると、これが一見無関係に見える首や肩の筋膜を引っ張り、肩や首の筋肉まで硬直させてしまうのです。
その結果、首回りに締め付けられるような負担がかかり、結果として自律神経にダメージを与えてしまいます。

予防には姿勢が大事
猫背、巻き肩を放置したまま長時間の手作業を繰り返していると、自律神経は手のひらの硬直のみならず、頭部や肩にかかる負担そのものからのダメージまで受ける羽目になります。
そのため、自律神経の症状を改善したいなら、姿勢を改善しなければならないのは鉄則です。
しかし実は、手のひらが硬直するだけでも、肩や背中の筋肉まで硬直してしまい、気が付かないうちに姿勢不良を招きます。
良い姿勢を意識することは大切なのですが、もしも良い姿勢ができない、もしくは良い姿勢を保つことが難しい場合、手のひらなどの他の部位を治療する必要があるかもしれません。
症状を解決するなら、原因から取り除くのが一番です。筋膜整体で不調改善を試してみてはいかがでしょうか?


