
日ごろからデスクワークに長時間従事している方、自然と腰が痛くなっていませんか?特に腰を駆使した覚えもないのに、座っているだけで腰が痛くなってくる。
腰が固まっているのが原因でしょうか?けれども、腰をストレッチしたり、もんだりほぐしたり、病院で薬を処方してもらってもなかなか治らない。整体やマッサージを受けても、またすぐに痛みがぶり返す。実際に、日頃このような症状で悩まされている方はたくさんいます。
ではなぜ腰をもんだりほぐしたり、いたわってもなかなか痛みが引かないのでしょうか?
その原因は意外なところにあります。例えば、痛みの原因となる筋肉には、脊柱起立筋や腰方形筋がありますが、ぎっくり腰などの急性腰痛を除けば、慢性的腰痛の原因は、これらの筋肉が過労状態にあるためです。
特に腰を酷使したような覚えはないかもしれません。しかし、実際には筋肉の力が抜けず、永遠に力を使い続けているのです。
この現象は、体幹バランスの崩れによって起こります。

例えば日頃からデスクワークで右腕ばかりを駆使している場合。右の肩甲骨が硬くなると、身体は自然に右側に傾き続けます。すると、身体がこれ以上傾かないように反対側の脊柱起立筋が頑張って右の肩甲骨に抵抗して身体を支え続けます。
右の肩が固まると、反対側の腰に強い負担がかかり続けるのです。
この状態が慢性化すると、いくら腰の筋をほぐしても、ストレッチしても全く痛みが取れない腰痛となります。
もしこのタイプの腰痛を改善したいなら、本当に必要なのは腰をほぐすことでもなければ姿勢を正すことではありません。
肩甲骨の硬さを取り除くことが、腰痛を改善するための最善の道です。
このように体のバランスというのは全身を持って考えなければなりません。
「腰痛だから骨盤矯正」「肩が痛いから首の矯正」などという定型的な治療だけでは改善できません。確かにある程度パターンありますが、何が原因となっているかは個人個人の身体をしっかり観察しなければなりません。
腰痛も含め、病気の原因は本当に種々様々ですが、場当たり的な対処法ではなく、なぜ痛むのか、どのようにしたら痛みが改善するのか、しっかり考えて治療を受けていきたいですね。


