
変形性膝関節症は、膝の半月板や軟骨などの「骨・関節」がすり減り、変形を起こすことで膝が痛む厄介な疾患です。
膝の痛みを止めるために、膝にシップや痛み止めを処方したり、サポーターを巻いてみてもなかなか痛みが消えないことってありませんか?
膝関節症は「膝の炎症」がおこる疾患のため、膝のサポートや炎症止めを行うことは決して悪い選択ではありません。しかし、実のところ、「膝自体」が原因となって膝関節症が起こっているケースは意外と少ないことが知られています。

そもそも、膝がなぜすり減るのでしょう?膝の老化に伴う治癒力の低下が絡んでいます。しかし、それ以上に問題なるのが、腹筋、股関節、そして足首の柔軟性の低下です。
私たちが歩くときには、足首、股関節、そして腹筋が各々衝撃を和らげるためのクッションとしての役割を果たしています。
このクッションの役割があってはじめて、膝に負担がかからずに楽に歩けます。ところが、このクッションの柔軟性が低下すると、足首や腹筋で吸収していたはずの衝撃が、すべて膝へ集中することになります。ただ歩くだけでも膝に大きな負担がかかり、まるで膝関節を石臼でゴリゴリ削られ続けるような負担が、ただ歩くだけで常にかかり続けるようになるのです。
こうなってしまうと、いくら膝を大切にケアし続けても、なかなか痛みが引きません。
柔軟性が低下する原因は、座りすぎ、運動不足、内臓脂肪など様々です。これらの要素が膝痛の謎を解く鍵になります。


