脊柱側弯症とは、姿勢が左右に歪んだまま固まってしまうことで不調を起こす病気です。
筋肉の左右バランスが崩れて起こる一時的なものと、背骨そのものが折れ曲がって成長してしまう2種類の側弯症があります。
筋肉のアンバランスによるものであれば、しっかりストレッチをしたり、メンテナンス、運動を気を付けることで自然に改善します。
そのため特に問題となるのは、背骨が折れ曲がってしまう後者です。
一度歪んで成長してしまった骨は、残念ながら矯正や手技で治すことはできません。
しかしながら、背骨と同時に歪んでしまっている関節や神経・筋肉の機能を回復すると、全体としては側弯症やつらい症状を軽減することができます。
骨が歪んで成長していても、大抵は関節がより固まってしまうことで症状が悪化しているのです。
歪んで固まっている関節や筋肉を放置していると骨もますます変形し、症状が悪化してしまうため、できる限り早い段階での対策をお勧めします。
成長期ならばまだ骨の歪みを軽減・ないしは回復できる可能性もあります。
とにかく早い段階での施術・矯正が必要な疾患です。
側弯症の原因は?
側弯症が発生する原因には、大きく分けて遺伝的なもの、環境的な癖の2つがあります。
遺伝的に骨自体が変形してしまうような病気の場合は、矯正などの施術はあまりお勧めできません。
しかし、半数以上の側弯症は、身体の使い方のゆがみ、日常の癖などが原因で起こっている「特発性」と呼ばれるものです。
特に、生まれつき骨自体があまり強くなかったり、骨を作るための栄養が不足しているケース(たんぱく質・ミネラル・ビタミン不足)、併せて手足の体重が大きい方では起こりやすい傾向があります。
側弯を治したいなら、「日常の癖」には注目しなければなりません。日頃運動不足で、片方の手ばかり使っていたり、身体を左右のどちらかに傾ける癖がある、足をずっと同じ方向に組むなど、背骨への歪んだ負担が癖になっていると、側弯症になる可能性は途端に上がります。
スポーツでもバレエダンスを筆頭に、弓道や剣道でも起こることがあります。
あまり身体が強くない、筋肉が生まれつき弱い感じがする方は、特にバレエダンスは注意です。
左右均等に、正しくダンス指導ができる教室を選ばれた方が良いでしょう。

